2005年2月 6日

Miss から始まる Miracle (を

3週間ほど、「返事けーへんなー」と思って待っていたのだが、何の前触れもなく小荷物が宅急便で届いた。なかを開けてみると、詰め替え用の大袋e-maのど飴が20袋ほどと、味覚糖の他のお菓子が何種類かと、あとは(こちらがe-maのど飴のサンプルを送るのに使ったぶんの)未使用切手と手紙が入っていた。

 わたしがリーフファイトTCG を始めたのは、これに似た感じの出来事からだったりする。

 昔、ティーアイ東京は、ToHeart のトレーディングカードを発売していた。
 当時電撃大王とタイアップで、特製トレカの応募者全員サービスを全3回、行ったのである。

 わたしは友人から応募用紙を譲ってもらったりして、複数組購入していた。
 3回目のときは4組送った(笑)。

 しかし、届いたのは1組だけだった。
 いつまでたっても残りが届かないので、手紙で催促を行った。

 しばし経って、残りも届いたのだが、それを見て愕然とした。
 ひとつの封筒に3組分のカード9枚が押し込められていたのである。
 さらにあろうことか、手書きの宛先には敬称(様)が書かれていなかった。
 パソコンで宛名ラベルを打ち出したのなら、設定ミスも考えられる。当時ソフマップがよくやっていた(笑)。
 しかし、手書きで敬称を忘れるなんて、とても考えられない。

 わたしはコレクターズフォーラム(当時はパソコン通信フォーラムだった)の雑談会議室にそのことを書き込んだ。
 単純に愚痴りたかっただけなのであるが(笑)。

 しばらくして、わたしのもとにティーアイ東京から小包が届いた。
 まったく思い当たる節がないので、不思議に思いながら開けてみると、中にはイベント限定品だった「リーフファイトTCG Ver0.9β」が数パックとルール下敷きが5・6枚。初音ちゃんと瑠璃子さんのエアキーホルダーが2・3個ずつ。それにカタログ数通が入っていた。
 何だと思いながら、同封されていた手紙を読んでみる。
 どうも会議室に書いたことがティーアイ東京に伝わったらしく、お詫びの文章と品をよこしてきたということらしい。
 問い合わせをしたのがわたしだけだったらしく、すぐわかったようだ。

 この対応に感心し、わたしはリーフファイトを始めた。
 公認ジャッジ試験に合格するまで勉強したのである。

 ここ数年は仕事の都合などで現場を離れており、現状にはついていけていない。
 ルールもだいぶ怪しくなっている(笑)。

 それでも、一番好きなカードゲームは「リーフファイトTCG」である。
 クレームからファンを生み出すことは、じゅうぶん可能なのだ。

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